2020年度 第3回 定例研究会

<2021年、新たな脅威に向けた監査の重点ポイントは何か?                 ~パネルディスカッション 監査人の警鐘 - 2021年 情報セキュリティ十大トレンド>

2021年01月29日開催

講演概要

 当協会では毎年年初に「監査人の警鐘 情報セキュリティ10大トレンド」を協会ホームページへの公開及びメールマガジン等により協会関係者に配信しています。
 このレポートでは、予想されるトレンドに対してプロアクティブな対応を図るために、それぞれのトレンドに対する監査のポイントを記載し、情報セキュリティ監査人への意識付け及び監査業務を行う組織への事業の方向性等を示唆するメッセージとして関係者に役立てていただけることを目的としています。
 今年はよりこの情報を有益なものとするために、一方的な紙面での情報発信だけでなく、本トレンドの執筆にあたったJASA企画運営検討会の有志のメンバのご協力をいただき、パネル討議で皆様と今年度のトレンドについて考えていく場を設けさせていただきました。

セミナーレポート

第3回定例研究会は、工学院大学名誉教授 大木氏、長崎県立大学 加藤(雅)氏、日本電信電話株式会社 間形氏、PwCあらた有限責任監査法人 加藤(俊)氏、日本セキュリティ監査協会 永宮氏、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 菅谷氏、伊藤忠商事株式会社/国立大学法人千葉大学 佐藤氏の7名をお招きし、「監査人の警鐘 2021年情報セキュリティ10大トレンド」をテーマに、パネルディスカッション形式でご講演を頂きました。

大木氏のモデレーションの下、加藤(雅)氏は、テレワーク環境下での監査技法について、間形氏はサービス提供者の立場から考えるセキュリティ10大トレンドについて、永宮氏は監査のデジタルトランスフォーメーションについて、菅谷氏はセキュリティコンサルティング会社の立場からDXで変わるリスクについて、佐藤氏は企業の立場からサイバーセキュリティ攻撃に対応する監査のポイント、加藤(俊)氏は2021年10大トレンドで特に留意したいポイントついてご意見を頂きました。
特に、コロナ禍の状況下、監査を進めるうえで実際に直面する具体的な課題に対する対応策を明示しながら、情報セキュリティ監査における留意すべきポイント、監査の効率化・真正性の担保並びに監査リスク等について各氏が具体的な内容を述べ、全体として監査人に向けた示唆に富んだ内容となりました。

講演資料

講演資料は下記からダウンロードできます。(JASA会員/CAIS・QISEIA資格者のみ。ログインが必要です)

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